
▲使用開始範囲
藤沢市と小田急電鉄は,小田急藤沢駅の新たな「2階改札口(橋上駅舎)」の供用を,2026(令和8)年1月24日(土)の初電から開始すると発表した.
▲2階改札内コンコース(左)と2階自由通路(いずれも2026年1月24日時点のイメージ)
本事業は,2023(令和5)年6月に締結された「藤沢駅南北自由通路拡幅整備事業及び藤沢駅改良事業にともなう第1期施行の工事に関する協定」にもとづき,南北自由通路の拡幅と橋上駅舎化を進めてきたもの.
▲工事完了後のイメージ図(2028年3月予定)
▲鳥瞰図(南口から望む)
2階改札口の供用開始により,小田急江ノ島線,JR東海道線,江ノ島電鉄線の3路線が同一フロアで結ばれるとともに,自由通路内での歩行者動線の交錯が緩和され,利用者の利便性と安全性が大幅に向上するとしている.
駅の構成については,これまで12通路あった1階改札口が4通路に縮小される一方で,新たに2階改札口に8通路が整備される.なお,既存の自由通路内エレベータと1階改札口は,2階改札口の使用開始後も引き続き利用できる.
▲2階自由通路(北口から望む)
▲2階改札内コンコース
▲地上階南口
今後は,2027(令和9)年3月までに,2階改札口とホームをつなぐエスカレータとエレベータの使用開始を目指し,最終的には2028(令和10)年3月末の事業完成を予定している.完成時には,南口側に新駅舎ビルや観光案内施設,公衆トイレ,新設エレベータなどが整備され,より充実した駅空間を創出する.
画像はすべて小田急電鉄提供













