▲エクステリアイメージ
JR東日本大宮支社は,東武鉄道との相互直通運転が2026(令和8)年で20周年を迎えることを記念して,直通特急に使用されている253系1000番代のエクステリアデザインをリニューアルすると発表した.
これは,観光流動の活性化を目的としたもので,新デザインはJR社員が考案した3つの案の中から社内投票によって決定した.
対象となるのは2編成(各6両編成)で,現在の「赤」や「朱」を基調としたデザインから一新されることで,今後も長く愛される車両・サービスを提供する.
写真:JR東日本253系1000番代 編集部撮影 小山車両センターにて 2011-1-21(取材協力:JR東日本)
新たなエクステリアデザインは,日光・鬼怒川エリアにふさわしい落ち着きのある雰囲気と上質さを演出している.車体には日光東照宮の東西透塀や日光山輪王寺の秘仏五大明王像,日光二荒山神社の二荒霊泉から着想を得た群青色が採用された.
また,日光市の花であるニッコウキスゲや,二社一寺の社殿に見られる煌びやかな金をイメージした黄色の帯が配されている.描かれた2本の帯は,鬼怒川温泉駅や東武日光駅という2つの行先をイメージしている.
運行開始時期は,1編成目が2026(令和8)年6月ごろ,2編成目が同年秋ごろを予定している.
一部画像はJR東日本大宮支社ニュースリリースから













