写真:多摩都市モノレール1000系 編集部撮影 多摩動物公園—中央大学・明星大学間にて 2009-2-26
東京都建設局は,多摩都市モノレールの上北台—箱根ケ崎間の延伸事業について,2025(令和7)年11月27日(木)付けで国土交通省から都市計画事業の認可を取得し,事業に着手すると発表した.

▲延伸事業案内図
本事業は,東大和市上北台1丁目地内から西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎字狭山地内に至る,延長約7.1km(7055m)の区間について,都市モノレール専用道を整備するもの.
事業期間は2025(令和7)年度から2034(令和16)年度までとしている.事業のうち,支柱,桁,駅舎などの骨格を形成する構造部分など(インフラ部)は東京都(建設局)が施行し,事業費は904億円としている.また,車両・電車線・券売機などの運行・経営に必要となる部分(インフラ外品)は多摩都市モノレールが施行し,総額は約1290億円としている.
▲インフラ部のイメージ
※幅員構成,整備形態や駅舎形状については,場所によって異なる場合があります.
本事業により,JR箱根ケ崎駅から多摩センター駅までが繋がり,多摩地域の公共交通ネットワークが強化される.また,多摩地域のアクセス利便性が向上し,沿線だけでなく多摩地域全体の活力や魅力の向上などが期待されている.なお本事業は,2050年代に目指す東京の姿を実現するための「2050東京戦略」のうち,『戦略18 インフラ・交通「都市活動や都民生活を支える公共交通ネットワークの充実強化」』として進める事業である.
一部画像は,東京都建設局WEBサイトから











