鉄道ファン2026年1月号(通巻777号)
『鉄道ファン』2026年1月号
2025年11月20日発売
特別定価1400円(税込)

東武宇都宮線 おもちゃのまち駅にラッピングを実施

東武宇都宮線 おもちゃのまち駅にラッピングを実施

▲駅舎ラッピングのイメージ

東武鉄道と栃木県壬生町では,沿線企業であるバンダイ,タカラトミー,エポック社と連携し,東武宇都宮線 おもちゃのまち駅に,沿線企業の有するキャラクター・おもちゃがデザインされたラッピングを2025(令和7)年11月27日(木)から施すと発表した.

 これは,壬生町の町制施行70周年を記念して,駅の外壁と待合室に沿線企業のキャラクター・おもちゃがデザインされたラッピングを施すことで,沿線企業各社のPRと沿線エリアの活性化を図ることを目的としている.
 おもちゃのまち駅は,玩具メーカーや関連企業の集積地として,地域産業を反映した駅名が付けられた.駅の周辺には「壬生町おもちゃ博物館」や「おもちゃのまちバンダイミュージアム」などがあり,住居表示にも「おもちゃのまち」が使用されるなど,全国的にもユニークで珍しい地域となっている.

東武宇都宮線 おもちゃのまち駅にラッピングを実施

▲ラッピングされる場所の詳細

 一方で,これまで「おもちゃのまち駅」という駅名の由来が広く浸透していないという課題があったが,2024(令和6)年12月には,壬生町立睦小学校の「未来のおもちゃのまちプロジェクト」の「おもちゃのまちをもっと有名にしたい」という提案から,バンダイ・タカラトミー・エポック社の3社と壬生町観光協会により,壬生町所有の駅エレベータを,子どもたちのアイデアを踏まえて,おもちゃやキャラクターのデザインでラッピングを施し,好評を得ている.
 今回の施策は,おもちゃのまち駅をより一層夢のある駅にするため,再びバンダイ,タカラトミー,エポック社の3社と壬生町の協力を得て,駅全体におもちゃのラッピングを施すこととなった.

※画像はイメージです.実際のラッピングとはデザイン・仕様が一部異なる場合があります.
画像はすべて東武鉄道・壬生町 共同ニュースリリースから

このページを
シェアする