
▲到達地点の状況(2025年11月4日撮影)
鉄道・運輸機構(JRTT)は,2017(平成29)年11月から工事を進めていた北海道新幹線の渡島トンネル(上ノ湯)他工区(延長5300m)について,2025(令和7)年11月4日(火)に隣接する渡島トンネル(上二股)工区との境に到達したと発表した.
▲工事場所の概要
JRTTでは,北海道新幹線(新函館北斗—札幌間)整備事業の建設主体として,2014(平成26)年から順次トンネル工事に着手し,全17本・40工区のトンネルで工事が進められている.
渡島トンネルは,北斗市・厚沢部町・八雲町にまたがる延長32,715m(新青森起点 149km795m〜182km510m)のトンネルで,上ノ湯他工区は同トンネルにおいて最も終点方に位置している.今回の到達により北海道新幹線のトンネル40工区のうち,本坑の掘削が完了したのは25工区となる.
画像提供:JRTT鉄道・運輸機構












