JR東海では，2025（令和7）年9月8日（月），9日（火），神領車両区所属の315系3000番代C125編成，C126編成（ともに4両編成）を連結した8両編成が，列車種別・行先表示器に「試運転 Test Run」を表示し，早朝から夕刻にかけて中央本線を繰り返し往復走行する姿が見られました．
　今回も営業運転投入に向けて搭載機器類，車両状態などの最終確認を実施していたものと思われます．編成の連結順序は，名古屋基準・塩尻方から9月8日（月）はC126編成＋C125編成，翌9日（火）はC125編成＋C126編成でした．
　315系3000番代C125編成，C126編成は，2025年9月4日（木）に製造元の日本車両から出場し，その日のうちに東海道本線，中央本線で試運転を実施後，神領車両区に収容されていました．増備が続く315系3000番代は，2025年度は4両編成×14本＝56両の製造が計画されており，今回製造されたC125編成，C126編成で12本・48両が出場，当初の計画完了まで残すところ2本・8両となりました．