
▲新駅舎全景
JR東日本千葉支社は,駅舎建て替え工事を行なってきた成田線 下総松崎(しもうさまんざき)駅について,新駅舎の供用を2025(令和7)年5月24日(土)から開始すると発表した.
新駅舎は鉄骨造(一部木造)地上1階建で,延床面積88.58平方メートル.外壁は左官仕上げで,屋根はガルバリウム鋼板平葺きとなる.
コンセプトは,変わりゆく時代の中で地域に長く愛される場の形成を目指し,「サステナビリティ」,「環境配慮」,「地域に根差す駅」とした.

▲廃木材を利用したベンチ
大きな屋根の下に小屋を2棟分けて設けることで,将来的に駅の改良や利活用を行ないやすくしている.旧駅舎に使われていた木材や瓦を新駅舎の一部(ベンチ,外構など)に再利用することで,旧駅舎の面影を残しつつ環境にも配慮した設計としている.待合スペースは,開放的で人が集いやすい空間としたほか,土系の舗装材を用いることで,利用者に愛されるぬくもりのあるデザインとしている.
新駅舎使用開始後については,2025(令和7)年7月ごろまで仮設駅舎の撤去工事などを実施する.
画像はすべてJR東日本千葉支社ニュースリリースから