
▲10000系リニューアル車両
相鉄グループは,2025(令和7)年度に鉄道事業とバス事業において,総額125億円(鉄道事業113億円・バス事業12億円)の設備投資を実施すると発表した.

▲導入予定の新形車両「13000系」
鉄道事業では,「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトにもとづき,省エネルギー車両の導入による環境負荷の低減を目的に,新形車両「13000系」8両1本を導入する(鉄道ニュース4月25日掲載記事参照).また,10000系1本のリニューアルを実施する.
「相模鉄道本線(鶴ケ峰駅付近)連続立体交差事業」については,2022(令和4)年11月に工事を着手しているが,2025(令和7)年度はシールドマシン発進に向けた準備工事や土留め工事,掘削工事などを進める.

▲相鉄本線 海老名駅の完成イメージ
海老名駅については,鉄道駅総合改善事業として,北口改札と中央改札2階部分の増設,生活支援施設を整備し,駅舎を建て替える工事を進めている.2025(令和7)年度は引き続き,連絡通路の整備を進めるほか,駅建物の内外装工事を実施する.
相鉄線各駅の自動改札機については,経年による更新を順次進める.一部の駅では,通常の通路幅の自動改札機からワイド通路の自動改札機に置き換える.このほか,導入から日が経っている変電所の機器更新を進め,安全性の向上を図る.2025(令和7)年度は,かしわ台変電所と西谷変電所の機器更新が予定されている.
詳しくは,相模鉄道のページに掲載されている.
写真・画像はすべて相模鉄道ニュースリリースから