
東かがわ市とJR四国では,新駅舎・トイレの整備を行なってきた高徳線 引田駅について,2025(令和7)年3月28日(金)から供用を開始すると発表した.
施設は鉄骨造で,建築面積は約90平方メートル.このうち待合所は約9平方メートル、公衆トイレは約24平方メートルとなる.工事は,東かがわ市が公衆トイレ、屋根などの整備(施工はJR四国へ委託),JR四国は現駅舎・トイレの撤去,待合所などの整備をそれぞれ担当している.
デザインは,『引田の主役である歴史・まちへとつながる「新しいゲートウェイ」』をコンセプトとし,新たなシンボルとなるよう,温かくダイナミックな切妻屋根により,旧駅舎のお出迎えの意匠を継承する.また,引田地域の古い町並みの和の要素を再構築した外装材でまちとの融合を図るとともに,香川県産の木材を活用し,地域の里山保全や地域経済へ貢献する.
3月28日(金)には引田駅前で東かがわ市主催の完成式を行ない,完成式終了後に供用を開始する.