
▲車両イメージ(詳細仕様やデザインは検討中)
嵯峨野観光鉄道は,さらなる安全性とサービス向上を図るため,JR西日本グループであるJR西日本テクノスの製作のもと,新たなトロッコ列車を導入すると発表した.
新たに導入されるのは「けん引車」と「客車」で,環境に配慮した車両となる予定.安全性・安定性においては,車体衝突時の安全対策やモニタ装置採用による異常検知・故障時の乗務員支援などを盛り込む.
快適性やサービス面においては,乗り心地向上を図るとともに,座席間隔や通路幅を拡大する.車内は天井や側面をガラス張りとした開放感のあるものとし,日本語・英語・中国語(簡体・繁体)・韓国語に対応した車内表示器の設置や,グループでの利用が可能な特別室の導入なども検討している.
営業開始時期は2027(令和9)年春の予定で,現在運行している車両は2026(令和8)年の営業運転をもって引退する予定.なお,車両の仕様やデザインは検討中としており,詳細が決まり次第発表される.
画像は嵯峨野観光鉄道ニュースリリースから