
JR西日本では,2025(令和7)年3月16日(日),キハ47形「ノスタルジー」を使用した団体臨時列車『急行「みまさか」』が中国勝山—津山間で運転されました.
これは,前日の3月15日(土)に,姫新線久世—中国勝山間が1925(大正14)年の開業から100周年を迎え,津山と中国勝山が旧作備線として結ばれたのを記念したものです.列車の前後には,地元勝山高校美術部による記念のヘッドマークが取り付けられ,景勝地の神庭の滝や,そこに生息するサル,勝山のシンボル「のれん」が描かれました.
中国勝山駅では,これに先立ち10時からイベントを開催し,11時からは地元真庭市長やJR岡山支社長らの出席のもと記念式典が行なわれました.駅長らによる出発合図のあと,列車は中国勝山駅を11時52分に発車し,途中,久世,美作落合に約20分間停車し,乗客はそれぞれの駅で開かれたエコマルシェやスタンプラリーを楽しみました.また,中国勝山では記念の入場証が配布され,記念列車の乗客には乗車証が配布されています.
写真:美作落合—美作追分間にて 2025-3-16
投稿:大賀 宗一郎