鉄道ファン2025年4月号(通巻768号)
『鉄道ファン』2025年4月号
2025年2月20日発売
定価1300円(税込)

北大阪急行,「万博ラッピング列車」を3月24日から運転へ

北大阪急行,「万博ラッピング列車」を3月24日から運転へ

▲箕面萱野方面 9005号車(10号車)のラッピングイメージ

北大阪急行電鉄は,開業55周年記念と2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の機運を盛り上げるため,「万博ラッピング列車」を運転すると発表した.

 この特別企画は,開催中の『~1970 大阪万博に想いをのせて~「北急タイムトリッププロジェクト」』の第5弾として実施するもので,9000形1本(9005×10両編成)を対象に,ラッピングを施す.
 箕面萱野方先頭の9005号車(10号車)は,「1970年大阪万博」開催時に運行していた2000形のデザインをラッピングで再現する.窓には大観衆で沸く会場の写真を配置することで,当時の車窓からの眺めを追体験できるようなイメージとしている.また,北大阪急行のキャラクターである北鳩家族(きたきゅうふぁみりー)が,1970年代ファッションを身につけて当時の雰囲気を演出する.

北大阪急行,「万博ラッピング列車」を3月24日から運転へ

▲なかもず方面 9905号車(1号車)のラッピングイメージ

 なかもず方先頭の9905号車(1号車)は,「2025 年大阪・関西万博」をモチーフとし,大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などのデザインを施し,新たな万博へのワクワク感を醸成する.このほか,両先頭車の前面には,箕面萱野方となかもず方でそれぞれデザインの異なるヘッドマークも掲出する.

北大阪急行,「万博ラッピング列車」を3月24日から運転へ

▲ヘッドマークイメージ

 「万博ラッピング列車」は,2025(令和7)年3月24日(月)から大阪・関西万博の会期終了となる10月13日(月祝)まで,北大阪急行電鉄南北線と乗入れ先の大阪市高速電気軌道御堂筋線で運転される予定.

画像はすべて北大阪急行電鉄提供

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