
写真:広島電鉄5200形 松本洋一撮影 荒手車庫にて 2019-3-14(取材協力:広島電鉄)
広島電鉄は,2025(令和7)年3月24日(月)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,新しい広島駅ビル「ミナモア」開業にあわせて,土休日の日中時間帯を中心に,増便や車両の大形化により,車内混雑の緩和や着席機会を増やす.1号線(広島駅—紙屋町東—広島港)は,大形車両で運行する便を21本増やす.これにより,同時間帯の大形車両の運行本数は120本となる.
2号線(広島駅—広電宮島口)と6号線(広島駅—江波)では,土休日の日中時間帯にそれぞれ4本を増便する.このほか,増便などに加え,適宜臨時便の運行を予定している.

写真:広島電鉄5100形 松本洋一撮影 千田車庫にて 2005-2-2(取材協力:広島電鉄)
朝・夕ラッシュ時間帯では,平日の2号線において,商工センター入口発広電廿日市行き1本を増便する.現行の商工センター入口7:23発(広電西広島行き)については,JA広島病院前7:07発として運転区間を延伸する.2号線の広電西広島5:45発の始発電車との接続改善を図るため,3号線(広電西広島—紙屋町西—広電本社前)の日赤病院前発広電西広島行きの始発電車を繰り上げる.
平日の5号線(広島駅—比治山下—広島港)では,広島17:46発宇品二丁目行きを広島港行きに運転区間を延伸する.7号線(横川駅—紙屋町西—広島港)では,新たに大形車両で運行する便を2本新設する(広島港6:55発,横川駅7:50発).このほか,1・3・6・7号線において,利用状況にあわせた運転本数や時刻などの見直しを図る.

現行で,1号線の広電本社前—広島港間のみで実施している大形車両でのワンマン運転については,広島駅—広島港間の全区間(広島駅—広電本社前間は朝の一部便のみ)に拡大する.あわせて,新たに3号線の西広島駅—広電本社前の全区間(早朝の一部便)でも実施する.
一部写真は,広島電鉄ニュースリリースから