
銚子電気鉄道は,2025(令和7)年3月1日(土),仲ノ町駅で22000形観光列車「次郎右衛門(じろうえもん)」の出発式を実施したと発表した.

観光列車「次郎右衛門」は,南海電気鉄道から譲受した2200系2両(モハ2201-モハ2251)を,クラウドファンディングの支援金によって改修したもので,「銚子観光の玄関口」となる列車を目指す.

観光列車化にあたり,展望席やカウンターバー設置などのアコモデーション改造(車内設備の改造)を実施したほか,座席シート柄やつり革を港町・銚子の雰囲気に装飾している.なお,車体外装カラーについては,南海電鉄2200系の現行塗装を採用している.

愛称「次郎右衛門(じろうえもん)」は,和歌山から銚子へ渡り,外川漁港を築き上げた偉人「﨑山次郎右衛門」から名付けられた.
運用開始時期は,2025(令和7)年4月1日(火)を予定している.
写真はすべて銚子電気鉄道WEBサイトから