
日立製作所のグループ会社である日立レール社は,ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)と制御システムやデジタル技術のフレームワーク契約を締結したと発表した.
2024(令和6)年末に締結されたこの契約は,他社を含む総額63億ユーロ(約1兆円)の契約の一部であり,デジタル連動技術(DSTW),欧州列車制御システム(ETCS),統合制御運行システム(iLBS)の提供が含まれている.
この契約により,日立レールのドイツの鉄道インフラの将来を形作る役割が強化され,同国の交通ネットワークの変革を支援し,より統合された効率的な欧州の鉄道ネットワークの構築に貢献するとしている.
本契約は,ほかの企業とも締結されており,さまざまなサプライヤーに割り当てられるユニットの範囲が定義されている.
この契約のもとで,日立レールはこれらのユニットの重要な部分を割り当てられ,長期的な計画を保証し,目標を定めた投資を可能にし,現在および将来のプロジェクトを実行するための追加リソースと生産能力の開発を支援する.
画像:日立製作所提供