![相模鉄道12000系](https://cdn3.railf.jp/img/koyusha/692/2019/190405_12000_6925.jpg)
写真:相模鉄道12000系 編集部撮影 厚木操車場にて 2019-4-5(取材協力:相模鉄道)
相模鉄道は,2025(令和7)年3月15日(土)に実施するダイヤ改正について,その詳細を発表した.
平日・土休日とも,16〜23時台の快速の一部列車を特急に変更する.現行ダイヤでは,横浜—大和・海老名方面の最速パターンは,直通線方面からの特急への乗換が前提となっているが,横浜発の快速の一部列車を特急に変更することで乗換をなくし,速達性の向上を図る.これにより,西谷—海老名間の特急の運行本数が増加するほか,同時間帯には海老名発の特急横浜行きも新設する.
東海道新幹線との乗換えなど利便性向上のため,新横浜発着時刻の一部を調整する.平日・土休日とも,早朝時間帯において,現行の湘南台5:30発→新横浜6:01着(土休日新横浜5:59着)の東急目黒線直通列車を,湘南台5:23発→新横浜5:53着に変更する.これにより,東海道新幹線の臨時“のぞみ”にへの乗換が可能となるほか,相鉄いずみ野線各駅の発車時刻も早くなる.湘南台発時刻の繰上げにあわせて,二俣川5:07発湘南台駅行きも5:02発に変更される.
![相鉄21000系](https://cdn.railf.jp/japan_railfan_magazine/2021/img/rf2111_057.jpg)
写真:相模鉄道21000系 編集部撮影 厚木操車場にて 2021-9-3(取材協力:相模鉄道)
土休日の深夜時間帯では,現行ダイヤで新横浜発の列車時刻に偏りがあるため,運行間隔を調整する.現行ダイヤで22:51発の西谷行きは改正後,新横浜駅に到着(22:49着)したあと時間調整を行ない,新横浜23:15発の各停西谷行きとする.なお各停西谷行きは,西谷駅で海老名行き・湘南台行きに乗換ができる.
土休日の朝時間帯と夜間帯に,海老名方面—東急東横線との直通列車を運転する.上りは海老名(7:33発)の特急川越市行きと海老名(7:56発)の各停和光市行きの2本,下りは池袋発の特急海老名行き(海老名19:35着)と川越市発の特急海老名行き(海老名20:15着)の2本となる.また,湘南台8:23発の各停川越市行きを特急川越市行きとし,湘南台駅の発車時刻を8:33発に変更する.
このほか,平日の海老名6:45発の特急大宮行きについては,横浜方面の接続列車を二俣川で各停,西谷で通勤急行の接続に変更する.これにより海老名→横浜間の所要時間を6分短縮する.平日・土休日とも,日中時間帯の湘南台→新横浜間の所要時間を3分短縮する.
詳しくは,相模鉄道ニュースリリースに掲載されている.
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