JR西日本は,「EXPO 2025 大阪・関西万博」会場に向かう鉄道とシャトルバスとの乗換となる桜島駅について,改良工事を実施すると発表した.
改良については,ホーム終端部に新たな通路と臨時改札口(出口専用4通路)を設置する.新たな通路は,明るく開放的で,木質空間の温かみが感じられる空間とし,木構造とすることで建設時の二酸化炭素排出量を約30t削減する.
また,万博終了後は使用部材を木製ベンチに転用するなど,脱炭素・循環形社会の構築にも貢献するとしている.
あわせて,2025年日本国際博覧会協会の協力のもと,桜島駅の臨時改札を抜けるまでの空間にシースルーLEDパネルを複数枚設置し,万博コンテンツを使用した華やかな演出を行なう.
奥行きのある映像を投影することで,万博をイメージする演出を行ない,来場客の高揚感を高めるような空間とする.
いずれも2025(令和7)年3月中旬から大阪・関西万博開幕前までに使用を開始し,大阪・関西万博閉幕とともに使用を終了する予定.
画像はすべてJR西日本提供(画像はイメージです)