JR西日本は,「ONE PIECE 新幹線」を運行すると発表した.
これは,2025(令和7)年3月10日(月)に,全線開業50周年を迎える山陽新幹線や,同4月から開催される「大阪・関西万博」など,賑やかになる関西を発着地として,山陽新幹線を通じた「新たな乗車体験」や「沿線地域の魅力」を楽しんでもらうため,尾田栄一郎氏原作の「ONE PIECE(ワンピース)」とのプロジェクトを新たに始動するもの.
プロジェクトコンセプトは,作中に出てくる「偉大なる航路(グランドライン)」をモチーフに,航路≒線路として山陽新幹線を表現した「偉大なる線路(グランドレイル)」としたほか,麦わらの一味が,夢に向かって仲間と大海原へ乗り出すように,夢と希望にあふれたせとうちへの冒険の旅へ誘うようすが描かれたプロジェクトビジュアルも同時に発表された.
また,「ONE PIECE 新幹線」では描き下ろしのイラストを使用した「ONE PIECE 新幹線」3編成が順次登場する.第1編成は「せとうちブルー号」として,コンセプトである「いざ、偉大なる線路(グランドレイル)へ」から着想した,せとうちの海を走る新幹線「せとうちへの旅」をテーマとし,海をイメージしたブルーのデザインに,ルフィを先頭に麦わらの一味を中心とした多くの「ONE PIECE」キャラクターが描かれる.
車両外装・内装のデザイン変更だけではなく,駅空間を活用したコンテンツやオリジナルグッズの発売,デジタルコンテンツを提供するほか,山陽新幹線の旅と「ONE PIECE」の世界をリンクさせた,さまざまな企画を展開する.詳細は,特設WEBサイトで順次発表される.
「ONE PIECE 新幹線」は,山陽新幹線(新大阪—博多間)で2025(令和7)年春から第1編成の運行を開始し,第2・第3編成についても,それぞれ異なるデザインで運行する予定.
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
画像はすべてJR西日本ニュースリリースから
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