小平市と西武鉄道は,「西武鉄道国分寺線小川駅における自由通路整備及び鉄道施設改良等に関する基本協定」を締結したと発表した.
西武鉄道小川駅は1894(明治27)年に川越鉄道(現国分寺線)営業開始と同時に開業した駅で,国分寺線と拝島線の乗換駅となっている.現駅舎は1964(昭和39)年に供用開始しており,西武鉄道の中で最も古い橋上駅舎である.
小川駅周辺では小川駅西口地区第一種市街地再開発事業により,西口駅前広場,再開発ビル,区画道路などの整備が行なわれている.小平市では,再開発事業にあわせて周辺地域と一体となったまちづくりをより一層進めるため,「小平市都市計画マスタープラン」に位置付けられた小川駅東西自由通路の整備を,また西武鉄道では,築年数が60年経過した小川駅の駅舎建替えを計画している.
2025(令和7)年度以降,自由通路・駅舎の設計に着手し,2031(令和13)年度の事業完了を目指すとしている.
写真はいずれも小平市・西武鉄道 共同ニュースリリースから