2024(令和6)年11月2日(土)から3日(日祝)にかけて,大阪・近畿車輛から松山貨物駅まで甲種輸送された伊予鉄道郊外電車(鉄道線)の新形車両7000系3両編成×2編成が,11月4日(月休)・5日(火)・6日(水)の3日間に分けて各日2両ずつ伊予鉄道の線路に搬入されました.
松山貨物駅からはトレーラによる陸送で,市内電車(軌道線)のJR松山駅前—宮田町間まで移動し,営業運転終了後の併用軌道上において搬入作業が行なわれました.
初日の11月4日深夜は,第1編成高浜側の先頭車両クハ7301と中間車両モハ7101の搬入が行なわれ,多くの鉄道ファンや地元住民,報道機関などが集まりました.
併用軌道上にて台車の取り付けが完了した後には,アントによるけん引で古町車庫へと移動し,短い区間ではあるものの,市内線区間を郊外電車が走ることとなりました.
この7000系は2025年2月に運行開始予定で,既存の700系(もと京王5000系)を順次置き換えるということです.
写真:JR松山駅前—宮田町間にて 2024-11-4
投稿:野村 哲也