JR東日本盛岡支社は,2024(令和6)年12月から盛岡駅の改良工事に着手すると発表した.
これは,盛岡市と2020(令和2)年6月に締結した地方創生の連携に関する協定の一環として,盛岡市の玄関口にふさわしい,分かりやすく利用しやすい駅の実現に向けて行なうもの.
改札口については,新幹線と在来線改札位置を改良し,改札周辺において駅の南側と北側を通行できるように通路を整備することで,駅構内の回遊性を向上させる.通路の開通は,2025(令和7)年度上期を予定している.また,これまで南口側・北口側に分かれていた,みどりの窓口・券売機を南側に集約する.
北側店舗エリアについて,盛岡駅ビルフェザンと連続した店舗エリアを新規に開発し,にぎわいを創出する.
このほか,JR東日本グループでは「ゼロカーボン・チャレンジ2050」達成に向けた取組として,「エコステ」を進めており,本工事にあわせて太陽光パネルの設置やLED照明化,空調の高効率化などの環境保全技術(エコメニュー)を進める.
これらの完了工事の完成時期は,2026(令和8)年度中の完成を予定している.
画像はすべてJR東日本盛岡支社ニュースリリースから