
写真:JR西日本DEC741形 編集部撮影 近畿車輛株式会社本社にて 2021-10-22(取材協力:JR西日本・近畿車輛株式会社)
JR西日本では,線路の保守メンテナンス手法の見直しとして,在来線で線路設備診断システムの運用を開始したと発表した.

▲検知した線路設備の不具合の例(画像左:レール締結装置脱落/画像右:継目ボルト脱落)
これは,総合検測車(DEC741形)に装置を搭載して電化区間で運用するもの.総合検測車の走行にあわせて線路設備を測定し,検知した不具合を現場区所に配信することで,適切な保守に繋げることが可能となる.
線路状態の確認は,これまでも定期的に徒歩で巡視を行なっているが,線路設備診断システムの導入により,ロングレール構造区間を対象に,巡視の回数をシステム運用前の半数にすることを目指す.
一部画像はJR西日本ニュースリリースから