JR西日本では,線路の保守メンテナンス手法の見直しとして,在来線で線路設備診断システムの運用を開始したと発表した.
これは,総合検測車(DEC741形)に装置を搭載して電化区間で運用するもの.総合検測車の走行にあわせて線路設備を測定し,検知した不具合を現場区所に配信することで,適切な保守に繋げることが可能となる.
線路状態の確認は,これまでも定期的に徒歩で巡視を行なっているが,線路設備診断システムの導入により,ロングレール構造区間を対象に,巡視の回数をシステム運用前の半数にすることを目指す.
一部画像はJR西日本ニュースリリースから