JR西日本は,2024(令和6)年10月5日(土)から,有料座席サービス「快速 うれしート」の設定線区や時間帯を拡大すると発表した.
「快速 うれしート」は,対象列車の最後部車両の後ろ寄りを有料エリアとするとともに,同エリア内の座席を有料座席(指定席)とする.有料エリアは,指定席券購入者のみ利用でき,サービス設定時は同エリアをわかりやすくするため,「のれん」を設置する.
平日朝ではJR神戸線 網干・姫路→大阪間の快速4本と奈良線 奈良→京都間の区間快速・快速3本,平日夕方では大和路線 JR難波→奈良間の快速5本と大和路線 JR難波→奈良間の快速5本,さらに,おおさか東線—大和路線(大阪→奈良間)の直通快速についても,平日夕方の4本と土休日の午前と夕方の4本が新たに対象となる.すでに導入済みの列車については,10月5日(土)以降も継続する.
新たに対象となる列車については,JR西日本ニュースリリースに掲載されている.
また,JR神戸線などの新快速に設定されている「Aシート」車については,10月・11月の3連休などに,現行の1日あたり6往復運転に加え,野洲—姫路間で1往復(新快速90号:姫路10:42発/新快速91号:野洲13:45発)を臨時設定する.
指定席券については,運転日の1ヵ月前の午前10時から駅の「みどりの券売機」で販売し,車内では販売しない.指定席料金は「快速 うれしート」の通常期が530円(閑散期は330円),「新快速 Aシート」車が840円となる.
なお,ネット予約「e5489」限定では,「快速 うれしート」300円,「新快速 Aシート」車600円でそれぞれ購入できるチケットレス商品も販売する.
一部画像はJR西日本ニュースリリースから