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JR西日本,弁天町駅1番のりばの改良形可動式ホーム柵を8月6日から使用開始

JR西日本,弁天町駅1番のりばの改良形可動式ホーム柵を8月6日から使用開始

▲改良形可動式ホーム柵の設置イメージ(写真は西九条駅1番のりば)

JR西日本は,設置工事を進めていた大阪環状線 弁天町駅1番のりばの改良形可動式ホーム柵について,2024(令和6)年8月6日(火)の始発列車から使用を開始すると発表した.

 改良形可動式ホーム柵の導入は,2024(令和6)年6月に導入された大阪環状線の西九条駅1番のりばに続くものとなる(鉄道ニュース6月28日掲載記事参照).同ホーム柵は,JR西日本テクシアとナブテスコが共同開発したもので,転落・接触を防ぐホーム柵の安全機能を維持しながら,開口部を設け風荷重を低減したほか,構造を見直し,軽量化を図っている.これにより,従来の可動式ホーム柵と比較して,受風面積が約2/3,重量が約2/3となり,ホーム柵の土台となるホームの補強を軽減することができる.
 なお,西九条駅,弁天町駅では,すべてののりばへの改良形可動式ホーム柵導入について,2025(令和7)年に開催される「大阪・関西万博」を見据え,2024(令和6)年度中の整備完了を目指す.

JR西日本,弁天町駅1番のりばの改良形可動式ホーム柵を8月6日から使用開始

▲段差隙間縮小の例(写真は西九条駅1番のりば)

 このほか弁天町駅では,ホーム柵の使用開始にあわせて,ホームのかさあげと「くし状ゴム」を整備し,おもに普通列車に使用される323系の1号車3番ドア,5号車・8号車1番ドア付近の乗降口を対象に,ホームと車両の段差や隙間を縮小する.

画像はすべてJR西日本ニュースリリースから

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