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三岐鉄道北勢線,2025年3月から「ICOCA」サービスを導入

三岐鉄道北勢線,2025年3月からICOCAサービスを導入

写真:三岐鉄道ク134+サハ135+クモハ276  能登暁規撮影  楚原にて  2012-12-31

三岐鉄道は,利便性向上を目的として,2025(令和7)年3月(予定)から,北勢線にJR西日本の「ICOCA」システムを導入すると発表した.
 導入区間は北勢線の全線(西桑名—阿下喜間)で,三岐線(近鉄富田—西藤原間)は,今回,導入の対象外となっている.サービスは,ストアードフェア(SF)利用により,チャージされた「ICOCA」を各駅に設置されるIC改札機にタッチすると,乗車区間の運賃が自動的に精算される.
 あわせて,北勢線の定期券とSF機能をあわせ持った「ICOCA定期券」のサービスも開始する.定期券区間内では,乗車時と降車時に各駅に設置するIC改札機にタッチすることで利用できるほか,チャージしておくことで定期区間外への乗り越し運賃の精算も可能となる.また,北勢線の「ICOCA定期券」と近畿日本鉄道などの鉄道定期券を1枚の「ICOCA」で利用することもできる.
 「ICOCA」の購入,払戻しについては,北勢線の各有人駅窓口(西桑名・星川・東員・楚原・阿下喜)で,「ICOCA」と「ICOCA定期券」をデポジット500円を含めて販売する.デポジットはICカードを払戻しする場合に無手数料で返金される(SF残額や定期券の払戻しには,別途要手数料).チャージは北勢線の有人駅窓口のほか,各駅に設置されるICチャージ機,交通系ICカードの全国相互利用に対応した券売機やコンビニエンスストアなどでも対応する.

※「ICOCA」は西日本旅客鉄道株式会社の登録商標です.
写真はイメージです.

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