JR西日本では,2024(令和6)年6月27日(木),新観光列車用に改造されたキハ189系「はなあかり」編成(3両編成)が後藤総合車両所から出場し,山陰本線で試運転を実施しました.
吹田総合車両所京都支所所属のキハ189系H5編成(キハ189-1005+キハ188-5+キハ189-5)から改造,製作された同編成は,全車グリーン車,旧車番+7000番代となっており,山陰本線・米子基準,下り方からキロ189-8005(スーペリアグリーン車)+キロ188-7005(サロン)+キロ189-7005の順に連結・組成されていました.
2010(平成22)年に全編成が普通車として新潟トランシスで製造されたキハ189系ですが,今回,「はなあかり」編成の登場で新たな形式の誕生となりました.また,編成両端先頭車の前部標識灯はLED式に変更され,改造前の従来車では車両前面下部に設置されていた後部標識灯もあわせて上部に移設,前部標識灯の外周を囲むデザインに変更されるなど,ユニークな仕様となっています.
写真:宍道にて 2024-6-27
投稿:志摩 敬