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智頭急行,乗務員・駅係員・技術系社員の制服をリニューアル

智頭急行,乗務員・駅係員・技術系社員の制服をリニューアル

智頭急行では,乗務員・駅係員・技術系社員の制服をリニューアルし,2024(令和6)年6月中旬から順次着用を開始すると発表した.

 コンセプトは「安全を第一とし、お客様に安心と信頼そして親しみを感じていただくとともに、社員が誇りを持ち、新たな時代に飛躍していくシンボルとなるような制服」で,乗務員・駅係員などの制服については,男性・女性ともに共通のデザインとしている.
 上着・スラックスは,利用客に「安全」「安心」を感じてもらえるよう,「信頼」「落着き」「品格」を表すブラック・ネイビーカラーを基調とし,上衿端と袖口にパイピングでアクセントを付けている.シャツは,清楚な印象を与えるさわやかなサックスカラーにストライプのボタンダウンとし,汗による不快感を軽減できる吸汗速乾素材の生地を使用している.ネクタイは2種類から選択して着用し,制帽は,男性が「官帽」,女性が「チロリアン帽」を着用する.
 技術系社員の制服については,軽量かつソフトなストレッチ素材とすることで,快適性と作業効率の向上が望めるとともに,デザイン面ではスポーツテイストのスタイリッシュなシルエットとしている.

智頭急行,乗務員・駅係員・技術系社員の制服をリニューアル

 制服のリニューアルにあわせて,帽章のデザインも一新する.兵庫,岡山,鳥取の3県を星の形で表現するとともに,鉄道の「安全」と「安心」を「3つ星」として表現する.また,星は五角形がベースとなっていることから,智頭線が経由する沿線の5市町村(上郡町,佐用町,美作市,西粟倉村,智頭町)も表している.この3県と5市町村をまたぐ鉄道であることを意味づけるため,3つの星の間に1本の線を表現し,帽章の中心にある5本のラインは,沿線の5市町村を意味する.
 下に行くにつれて広がっていくようすは「飛躍・疾走感」を演出し,列車がトンネルから出てくるようなイメージにもなっており,「新たな時代へ飛躍」する意味が込められている.このデザインは「恋」という字をベースにしており,「お客様が智頭急行に恋をしてほしい。ファンになってほしい。」というストレートな思いや願いを形にしている.

画像上:リニューアルされる制服
画像下:帽章デザイン
※画像はすべて智頭急行ニュースリリースから

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