大井川鐵道は,2024(令和6)年6月6日(木)にダイヤ改正を実施すると発表した.
大井川本線では,金谷・新金谷—家山・川根温泉笹間渡間で年間を通して運転する列車を増便する.これにより,下りは普通列車4本・区間急行1本,上りは普通列車4本・区間急行1本・快速急行1本を運行する.
川根温泉エリアへのアクセス向上を目的に,土曜・日曜・祝日を中心に金谷・新金谷—家山・川根温泉笹間渡間の主要駅・観光拠点駅に停車する,速達性を持たせた準急列車を増発し,上下各3本を運行する.臨時列車の運転日は,大井川鐵道のページに掲載されている.
快速急行と区間急行については,運転時間帯と停車駅の見直しを行なう.快速急行はこれまで特定の運転日に設定していたが,家山発と最終金谷行きとして毎日の運転とする.区間急行は,これまで家山発と最終金谷行きとして毎日運転していたが,昼間時間帯の毎日運転に変更し,主要駅や公共施設,川根温泉エリアをはじめとした観光施設へのアクセス向上を目指す.
あわせて快速急行の停車駅を新金谷・家山に,区間急行の停車駅を金谷・新金谷・代官町・門出・福用・家山・川根温泉笹間渡にそれぞれ変更する.
「きかんしゃトーマス号」については,これまで新金谷—家山間を往復遊覧運転としていたが,改正後は新金谷—川根温泉笹間渡間の運転とする.これにより,復路の家山駅で乗降が可能となり,利便性向上と満足度向上を目指す.そのほかのSL列車については,これまで定期便1日2往復と臨時便1日1往復としていたが,改正後は定期便として1日3往復とする.
このほか,ダイヤ改正と同日に川根本町営バス千頭・家山線のダイヤも変更する.なお,大井川本線のダイヤ改正にあたっては,沿線自治体関係者(島田市,川根本町)と協議の上決定している.
井川線では,「トビー号」を除く運転本数(上下各5本)に変更はないが,運転時間の調整を行なう.
詳しくは,大井川鐵道のページに掲載されている.
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