日本車輌製造(日本車両)は,日立製作所から,台湾向けの新形高速鉄道車両を受注したと発表した.
これは,日立製作所と東芝,東芝インフラシステムズなどで構成される「Hitachi Toshiba Supreme Consortium」が,台湾の高速鉄道事業者である台灣高速鐵路股份有限公司(台湾高鐵)から2023(令和5)年5月に受注した新形高速鉄道車両144両のうち,一部を日本車両が製造することとなったもの.
車両は,JR東海の「N700S」をベースに製造し,2026(令和8)年から日立を通じて台湾高鐵に順次納入される予定となっている.
日本車両としては,2007(平成19)年の台湾高速鉄道の開業時に車両製造を担う国内メーカーの一員として700T形を納入して以来,約19年ぶりの納入となる.
日本車両,台湾向け高速鉄道車両を受注
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