▲星川駅のホームドア

　鉄道事業では，「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトにもとづき，10000系3編成のリニューアルを実施する．
　ホームドアについては鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し，相鉄本線の和田町，上星川に設置する．これにより，相鉄線では海老名駅を除く，全駅での設置が完了する．
　「相模鉄道本線（鶴ケ峰駅付近）連続立体交差事業」については，2022（令和4）年11月に工事を着手しているが，2024（令和6）年も引き続き，地下化に向けた各種準備工事をはじめ，工事に使用するシールドマシンの製作や二俣川駅構内線路の切替工事などを進める．事業は，踏切事故と交通渋滞の解消や地域の一体化を図るため，鶴ケ峰駅を含めた上下線約2.1㎞を地下化する予定で，横浜市の都市計画事業として実施する．

▲相鉄本線 海老名駅の完成イメージ

　海老名駅については，鉄道駅総合改善事業として，北口改札と中央改札2階部分の増設，生活支援施設を整備し，駅舎を建て替える工事を進めている．2024（令和6）年度も引き続き，新駅舎の鉄骨製作と架設を実施する．

▲ゆめが丘駅 新改札完成イメージ

　ゆめが丘駅については，駅周辺の開発にあわせて駅舎のリニューアルを行なう．駅南側に建設中の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」側に新たな改札口を設置するほか，「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトにもとづき，コンコースやホームのデザインを統一する．完成は2024（令和6）年7月を予定している．
　詳しくは，相模鉄道のページに掲載されている．

写真・画像はすべて相模鉄道提供