日本信号は,双日から,ジャカルタ都市高速鉄道事業(第2期区間:2A)の信号システム一式を受注したと発表した.
受注金額は約60億円で,日本信号は,無線式列車制御システム「SPARCS(日本信号製CBTC)」,電子連動装置,駅コンコースやプラットホームで列車情報を表示するための「PIDシステム」,現場機器などを納入する.
ジャカルタ都市高速鉄道事業第1期区間は,ジャカルタ都市圏をルバックブルス駅からブンデランHI駅までを結ぶ,南北総延長15.7kmの都市鉄道で,日本信号はこれまでに「SPARCS」を含めた信号システムや,券売機・改札機など,運賃を収集するための「AFCシステム」を納入している.
2019(平成31)年3月に全線開業し,現在まで安定稼働を続けていることが評価され,延伸区間である第2期区間(2A)についても日本信号の信号システムを採用することとなった.
第2期区間(2A)は北伸路線であり,第1期区間の終端駅であるブンデランHI駅からコタ駅までの総延長6km,7駅で構成される.
画像はすべて日本信号ニュースリリースから