岡山電気軌道では,もと東武日光軌道線100形の3000形3007号「KURO」が,竹久夢二生誕140周年を記念した,新たなデザインとなり,2024(令和6)年4月8日(月)にお披露目され,翌9日(火)から営業運転を開始しました.
この3000形は,東武時代を含めるとすでに70年を経過した車両ですが,現在,日光軌道線色の3005号を含め2両が在籍しており,3007号は「KURO×夢二」として2014(平成26)年4月から運行されていました.今回のリニューアルは前回同様,水戸岡鋭治氏によるデザインで,外観や内装天板に夢二代表作を41点配置し,「KURO」の車体に大変似合う,重厚で麗しいものとなっています.
また,今回は乗降時に夢二の作詞曲「宵待草」のメロディーが,「ななつ星in九州」のテーマ曲演奏で知られるバイオリニスト大迫淳英氏による演奏で流れるようになっています.
写真:西大寺町・岡山芸術創造劇場ハレノワ前—小橋間にて 2024-4-9
投稿:大賀 宗一郎