福島交通は,2024(令和6)年4月13日(土)に飯坂線が開業100周年を迎えることを記念して,同日からレトロデザイン列車の運転と100周年記念ヘッドマークを掲出すると発表した.
レトロデザイン列車は,1000系のデザインを担当した小松大希さんの協力のもと,昭和から平成の時代にかけて走り続けた車両をモチーフとしている.
100周年記念ヘッドマークのデザインは,「~RETRO&FUTURE~」をデザインコンセプトに,1000系のメインカラー(ダークブラウン,シャンパンゴールド,ピーチフラワー)を踏襲している.また,昭和にブームとなった,テレビゲームのオープニングのようなレトロ感ある書体で「Good Train」を記し,「100」と「∞(無限大)」を組み合わせ,アニバーサリーイヤーと飯坂線,沿線地域のこれからのたゆみない歴史,無限の可能性を表現している.
背景のシャンパンゴールドのスクエアは,大正~昭和~平成~令和と激動の時代を,絶えず地域の「希望」として走り続けてきた飯坂線や,支えてきた方々の笑顔の「輝き」,摺上川や沿線に多く湧水地が存在したことから,その水面の「きらめき」を表現している.
福島駅・飯坂温泉駅では,4月13日(土)から電車到着メロディと案内放送を導入する.電車到着メロディには,飯坂温泉地に馴染み深い「飯坂小唄」を採用し,メロディ制作にあたっては小松大希さんも協力している.到着案内の日本語アナウンスはフリーアナウンサー・久野知美さん,英語アナウンスは,Maria Theresa Gow(マリア・テレサ・ガウ)さんがそれぞれ担当する.
画像はすべて福島交通ニュースリリースから