福島県柳津町は,JR東日本東北本部から無償で譲渡された只見線 会津柳津駅の駅舎について,2024(令和6)年4月13日(土)に「柳津町会津柳津駅舎情報発信交流施設」としてオープンすると発表した.
情報発信交流施設では,柳津町が伝説発祥の地とされる「赤べこ」の張子工房やカフェ,観光案内窓口が整備され,越後三山只見国定公園や只見線沿線地域の観光情報の発信,交流人口の拡大を計画している.
会津柳津駅駅舎は,1927(昭和2)年に建築された歴史ある建築物であり,駅舎の保存・継承と地域の活性化をコンセプトに改修工事を実施してきた.古き良き姿を活かしつつ,耐震補強や新しい機能を備え付け,情報発信交流施設として生まれ変わる.
営業時間は,8時30分〜17時で年中無休となる.なお赤べこ工房,カフェは不定休で,待合スペースは終日利用ができる.
オープンを記念して,4月12日(金)には,関係者によるオープニングセレモニーが実施されるほか,オープン日となる4月13日(土)には,柳津町主催によるオープン記念イベント「モダン駅フェス」が開催される予定.
また,オープン記念のモニタツアーとして,4月27日(土)に催行する「柳津を知る、満喫体験街歩き日帰りツアー」への参加者を,JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅,鉄道の旅」のページなどで募集している(定員になり次第,受付終了).