JR東日本首都圏本部は,松戸駅の常磐線各駅停車ホームのホームドアについて,使用開始日を発表した.
JR東日本では,乗客と列車との接触や線路への転落対策として,鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し,ホームドアの整備を進めており,今回,関係自治体の協力のもと,2024(令和6)年4月26日(金)の初電から,松戸駅 常磐線各駅停車が発着する4番線(取手方面)と5・6番線(綾瀬方面)でホームドアの使用を開始する.
なお,JR東日本では2031(令和13)年度末ごろまでに,東京圏在来線の主要路線330駅758番線にホームドアを導入することを目標としている.
2023(令和5)年度末までに山手線,京浜東北・根岸線を中心に線区単位(例:有楽町駅の場合,山手線・京浜東北線の2駅)では,117駅233番線でホームドアの整備を完了する予定.
2024(令和6)年度は,部材が確保できている12駅26番線で整備を進める.世界的な半導体不足などにより,依然としてホームドア整備に必要な部材の一部に調達の遅れが発生しているが,今後も部材の調達状況を見極めながら,鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し,これまで発表されている上記の整備目標の完遂を目指す.
詳しい使用開始時期については決まり次第,駅のポスターなどで案内するほか,部材の調達状況により整備箇所に変更が生じた場合は,改めて発表する.
一部画像はJR東日本ニュースリリースから