JR九州は,「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」の開催にあわせて運転を開始する「かんぱち・いちろく」について,営業運転開始日・発売開始日・販売価格を発表した.
特急“いちろく”は4月26日(金)以降,火曜・金曜・日曜に別府→博多間で運転する.別府湾を眺めながら大分・由布院を経由して,天ヶ瀬温泉のある天ケ瀬駅やフルーツの里うきは駅でのおもてなしを受け,福岡へ向かう.なお,久留米は特急“いちろく”利用時に降車が可能で,乗降設定駅以外の駅での利用はできない.
特急“かんぱち”は4月27日(土)以降,月曜・水曜・土曜に博多→別府間で運転する.フルーツや酒蔵で有名な田主丸や八鹿酒造の最寄り駅の恵良駅でおもてなしを受けながら,由布院・大分・別府へ向かう.
車内での食事は,福岡・大分両県の食材を使用し,曜日ごとで特徴の異なる食事が楽しめる.特急“かんぱち”では月曜・水曜が和食,土曜はイタリアンが提供される.特急“いちろく”では火曜がフレンチ,金曜・日曜は和食が提供される.
各列車ともJR券と沿線の食事がセットになった旅行商品への申込みが必要で,「かんぱち・いちろく」専用WEBサイトまたはおもな旅行会社で発売する.専用WEBサイトではJR九州企画・実施分を,3月7日(木)11時から発売する.
1名あたりの代金は,ソファ席・BOX席が大人18000円,子ども15000円,畳個室が大人23000円,子ども19000円となる.3号車の2名BOX席は1名でも利用できるが,プラス10000円での利用となる.
このほか「かんぱち・いちろく」専用の問合せ窓口を開設する予定で,車内サービス,車内販売商品などについては,詳細が決まり次第発表される.
画像はいずれもJR九州ニュースリリースから