平成筑豊鉄道は,2024(令和6)年3月20日(水祝)から,「黒銀(KU RO GI N)」の運転を開始すると発表した.
「黒銀(KU RO GI N)」は,平成筑豊鉄道で自転車ラックを搭載した初めての車両で,500形501号車「へいちく浪漫号」を改造する.
座席は,ロングシートと折り畳み式座席が7席あり,定員117名となる.折り畳み座席は未使用時に自転車ラックとなり,5台の自転車を搭載できる.
デザインコンセプトは半世紀前まで沿線地域の発展の原動力だった「石炭」で,石炭の中で最も純度が高い表面がキラキラと輝く「無煙炭」をイメージしている.
石炭はかつて「黒いダイヤ」とも言われていたことから,ロゴマークをはじめ菱形をあしらったデザインとし,エクステリア・インテリアともに黒色と銀色が主役の車両は,沿線の新たな発展の原動力として活躍が期待されている.
画像はすべて平成筑豊鉄道ニュースリリースから