福島県浜通りで「クラフトサケ」の酒蔵を運営するhaccoba(ハッコウバ)は,常磐線小高駅に日本初(2024年1月29日現在 haccoba調べ)となる無人駅舎を活用した醸造所「haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET」を,2024(令和6)年2月9日(金)に開業すると発表した.
この醸造所は,JR東日本スタートアップとJR東日本が実施する「JR東日本スタートアッププログラム2022秋」の一環として,JR東日本水戸支社との連携のもとで開業するもの.建築デザインは,Puddleが担当する.
ブルワリー(醸造所)ではクラフトサケのほか,さまざまな酒類・ノンアルコール飲料などを製造する予定.
マーケット(物販エリア)では,ブルワリーで醸造した商品や,小高のまちのオリジナルグッズ,お土産とともに,地元の高校と連携して,高校生のアイディアからセレクトした商品の販売も予定されている.
パブリックスペース(交流エリア)は,マーケットで購入した商品をその場で楽しめるほか,今後はイベントスペースとしての活用も予定している.
営業時間は12時〜19時(月曜定休日/2月9日のみ14時30分~17時)で,変更する場合は,haccobaの公式SNSで案内する.
今後は,まちのシンボルでもある小高駅をヒト・コト・モノが集う地域のコミュニティ拠点として磨き上げ,地域内外の活発な交流を図る.また将来的には,JRE MALLや首都圏駅での販売なども視野に入れるとしている.
画像はすべてJR東日本スタートアップ提供