京都市交通局は,烏丸線で運用する20系第5編成について,2024(令和6)年1月30日(火)から営業運転を開始すると発表した.
第5編成は,「京象嵌(きょうぞうがん)」の技法を活用した標記銘板(事業者・車号)については,上下に配した伝統文様「幸菱(さいわいびし)」そのものの形状が浮かび上がるように配置し、リズミカルにまとめたデザインとする.
中間車両の連結部通路の壁に掲げられている「釘隠し」については,「地下鉄でおでかけ(地下鉄沿線の京都市関係施設)」をテーマとし,2235号車は「京都コンサートホール(烏丸線北山駅)」,2335号車は「二条城二の丸御殿(東西線二条城前駅)」,2635号車は「京都市動物園(東西線蹴上駅)」,2735号車は「京都市京セラ美術館(東西線東山駅)」をモチーフとしたデザインが採用されている.
先頭車の「おもいやりエリア」への伝統産業品の飾付けは,2135号車は「京銘竹・京竹工芸」,2835号車は「京七宝」となる.
営業初列車となるのは,1月30日(火)に竹田駅15時5分に発車する国際会館行きで,運行ダイヤの詳細は京都市交通局のWEBサイトで公開される.
一部写真は京都市交通局のWEBサイトから