JR西日本は,2024(令和6)年1月1日(月祝)に発生した「令和6年能登半島地震」により一部区間の運転を見合わせている七尾線について,今後の運転計画を発表した.
普通列車は,金沢—高松間において引き続き,始発から列車の本数を減らして運転する.運転を取り止めている区間のうち高松—羽咋間は,1月15日(月)の始発から列車の本数を減らして運転再開する予定.なお,地震の影響が大きかった敷浪—羽咋間では速度を落として運転し,金沢—羽咋間の列車の運転時刻を変更する.
羽咋—七尾間については,1月22日(月)以降の運転再開を目指して復旧作業が進められており,七尾—和倉温泉間は,線路設備の被害が大きく運転再開の見込みが立っていない.運転再開については,復旧作業の状況を踏まえて改めて発表される.
特急列車は1月11日(木)時点で,“能登かがり火”の上下8本(金沢—和倉温泉間 全区間),“サンダーバード”上下2本(金沢—和倉温泉間),“花嫁のれん”上下4 本(金沢—和倉温泉間 全区間)がそれぞれ運転休止となっている.一部の列車については1月22日(月)以降,金沢—七尾間での運転再開を目指して復旧作業を進める.
なお,不通区間では代行輸送を実施しない.詳しくは,JR西日本ニュースリリースに掲載されている.
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