阪急電鉄は,京都線に導入する座席指定サービスについて,名称を「PRiVACE(プライベース)」に決定したと発表した.
座席指定サービスの導入は2024(令和6)年夏ごろの予定で,京都線の新形特急車両2300系と同線でおもに特急車両として運行している9300系(一部)のそれぞれ大阪方から4両目に設定する.専用WEBサイトからの予約で利用できる.
座席指定サービスは,「日常の“移動時間”を,プライベートな空間で過ごす“自分時間”へ」をコンセプトとしている.名称の「PRiVACE(プライベース)」は,「PRIVATE(プライベート)」と「PLACE(場所)」を掛け合わせた独自のネーミングで,「自分時間」が過ごせるプライベート感を表現しており,近年高まっている「プライベート空間を確保したい」「着席してゆったりと移動したい」という利用客のニーズに応える.
導入当初は1時間あたり2〜3本でサービスを始め,順次編成を増備し,2025(令和7)年ごろには1時間あたり4〜6本に拡大する予定.サービスの開始日などの詳細については,決まり次第発表される.
画像はいずれも阪急電鉄ニュースリリースから