伊豆箱根鉄道は,2023(令和5)年9月6日(水)から,大雄山線5000系5501編成を「天狗電車」として運転すると発表した.
大雄山線は1925(大正14)年に大雄山最乗寺の参拝客を運ぶことを目的に開業し,2025(令和7)年には開業から100年を迎える.開業100周年記念企画の第1弾として「天狗電車」を運転することで,大雄山線のルーツである大雄山最乗寺の認知を広げ,興味や観光に繋げていくとともに,特色溢れる沿線づくりを進める.
5000系5501編成は,2016(平成28)年に懐かしのオールドカラー復刻バージョンとして赤電塗装(朱色とベージュのツートンカラー)となっていたが,「天狗電車」の運転開始にあわせて,大雄山最乗寺をイメージした天狗色(朱色一色)に変更し,車体の前後に天狗の葉うちわが描かれたヘッドマークを掲出する.
運転本数は1日あたり14〜17往復で,運行情報は伊豆箱根鉄道のページで確認できる.
写真:伊豆箱根鉄道ニュースリリースから