JR四国では,2023(令和5)年9月3日(日),高松運転所所属のキハ185系2両(下り方からキハ185-19+キハ185-21,ともに四国色・四国標準色)を使用した団体臨時列車が,徳島—阿波海南間(牟岐—阿波海南間は,午前1往復,午後1往復の2往復走行)で,運転されました.
これは,同社旅行センター主催の「特急列車うずしお号運行開始35周年記念! キハ185系うずしお号阿波海南の旅」催行にともなうもので,編成前後には鳴門海峡に浮かぶ島影を背景に,鳴門の渦潮と阿波踊りの踊り子(女踊り),「エル特急」シンボルマークが描かれた,特急“うずしお”初代絵入りヘッドマークが取り付けられました.
牟岐線では現在,日中時間帯に定期特急列車の設定がなく(早朝,夕夜間のみ特急“むろと”1号,2号運転),また,牟岐—阿波海南間は,特急列車の設定がないため,団体臨時特急列車ながら珍しい姿となりました.
写真:阿波中島—西原間にて 2023-9-3
投稿:志摩 敬