叡山電鉄は,700系731号車「ノスタルジック731」の現行デザインでの運行を,2023(令和5)年9月3日(日)をもって終了すると発表した.
「ノスタルジック731」は,1925(大正14)年の叡山本線開業当時に運行していたデナ1形をイメージした車両で,緑一色の外観塗装と木目を基調とした車内装飾とし,2015(平成27)年9月に登場した.
叡山電車が京都・洛北の地を走り始めてから90年となることを記念し,その歴史に思いを馳せてもらうため,これまで約8年間運行してきたが,車両のリニューアル工事のため現行デザインでの運行を終了する.
運行最後の週末となる9月2日(土)と3日(日)については,お別れヘッドマークを掲出し,運転時刻も公開する.詳しい時刻表は,叡山電鉄のページに掲載されている.
731号車は,リニューアル工事完了後の2024(令和6)年2月に運転を再開する予定.
画像はいずれも叡山電鉄WEBサイトから