▲「福知山鉄道館フクレル」外観

福知山市は，2023（令和5）年8月26日（土）にオープンする「福知山鉄道館フクレル」について，館内写真を公開しました．

▲歴史展示エリア「鉄道のまち」

　福知山城公園内にオープンする新しい鉄道館は，「鉄道のまち福知山」として発展してきたまちの歴史を，貴重な資料やジオラマで紹介する「歴史展示エリア」と，福知山公立大学情報学部の教授と大学生が監修し，蒸気機関車の投炭作業が体験できる「なりきり！機関助士」や，電車の運転士になって福知山周辺を運転できる「運転シミュレーター」（別途300円必要）などの「交流体験エリア」で構成され，子どもから大人まで楽しめる施設となっています．

▲歴史展示エリア「ジオラマ摸型」

　また毎週土曜・日曜には，旧国鉄OBなどによる「鉄道語り部」が登場し，当時の鉄道のようすを市民から直接聞くことができるのも大きな特徴です．
　交流企画展示では，オープニング企画展として，かつて福知山—河守間を結び，1971（昭和46）年の廃止までの約50年の間，人々の生活を支えた北丹鉄道の企画展示を開催します．

▲交流体験エリア「なりきり！機関助士」

　「ミュージアムショップ」では，福知山鉄道館でしか購入できないフクレルオリジナルグッズや，鉄道関連グッズ，福知山市の土産物なども販売されます．小さなお子さま連れの方も快適に利用できるよう，おむつ交換台や授乳室などを備えたベビールームも設置されます（ミュージアムショップ，ベビールームについては入館料不要）．

▲交流体験エリア「運転シミュレーター」

　旧鉄道館「ポッポランド1号館」の閉館から5年経過し，市民とともに創り上げた「福知山鉄道館フクレル」は，明治に大阪から福知山までの鉄道が開業して以来，鉄道とともに歩んできたまちの「過去」を知り「今」を感じ「未来」に期待が膨れる体験形新施設となっています．

写真はいずれも福知山市提供