近畿日本鉄道は,長野線 喜志—富田林間の高架化事業(事業延長0.9km)について,2023(令和5)年6月10日(土)の始発列車から,河内長野方面の下り線を高架線での運転に切り替えると発表した.
高架化事業は,近鉄が大阪府と富田林市とともに2016(平成28)年から進めているもので,鉄道高架化にともなう踏切道2ヵ所の廃止により,交差する府道美原太子線や市道桜井1号線などの踏切渋滞の緩和や踏切事故の防止を図る.なお上り線については,2022(令和4)年6月に高架化が完了している(鉄道ニュース2022年6月1日掲載記事参照).
今後は引き続き,事業完了に向けた工事が進められる.
画像:近畿日本鉄道提供