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IGRいわて銀河鉄道で「リアルタイム運行情報サービス」を開始

IGRいわて銀河鉄道で「リアルタイム運行情報サービス」を開始

ジョルダンでは,同社が開発・提供する公共交通事業者向け検索サービス「MovEasy(ムーブイージー)」と,IGRいわて銀河鉄道が所有する「列車運行状況表示装置(TID)」を連携させ,リアルタイム運行情報サービスの提供を開始したと発表した.

IGRいわて銀河鉄道で「リアルタイム運行情報サービス」を開始

▲「MovEasy」と「列車運行状況表示装置(TID)」の連携イメージ

 「MovEasy」は,鉄道やバスなどの交通事業者の公式WEBサイトで活用可能なクラウド形のWEBサービスで,鉄道,バス事業者向けのソリューションとしてパッケージ化することで,サービス開始までの開発期間短縮を可能としている.さらに,各運行エリア・地域ごとの目的,特性にあわせて,設定の調整やカスタマイズ可能なWEBサービスとなっている.
 これまで鉄道事業者内部でしか利用ができなかった鉄道の在線位置や遅れなどの情報を,公共交通機関の時刻表などに関する世界標準のデータフォーマットである「GTFS」形式のデータに変換して「MovEasy」によるWEBサービスとすることで,乗客向けに情報配信を可能とした.鉄道事業者向けにもパソコンや駅係員が携帯する端末へリアルタイムに情報を提供する.さらに,将来的なスマートシティの実現に向けた,リアルタイム運行情報データの活用にも貢献できるとしている.
 本技術は,これまで活用が難しかった,列車の走行位置や遅れなどの情報を提供するための装置である「列車運行状況表示装置(TID)」との連携を汎用的に行なえる画期的な技術となっている.

IGRいわて銀河鉄道で「リアルタイム運行情報サービス」を開始

▲「real-time IGR」メイン画面(左)と出発見込時刻表示画面のイメージ

 「リアルタイム運行情報サービス」は,IGRいわて銀河鉄道のページからアクセスでき,日本語,英語,中国語繁体字,中国語簡体字,韓国語に対応する.

画像はいずれもジョルダン提供

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