阪急電鉄では,2021(令和3)年度から進めていた神戸線 春日野道駅のバリアフリー化工事が完了し,2023(令和5)年3月18日(土)の初発から,可動式ホーム柵などの供用を開始すると発表した.
可動式ホーム柵(上下線)については,開口部に「くし状ゴム」を設置し,ホームと車両との隙間を小さくする.
ホーム東端(大阪梅田方)の通路部分をホームへ改造し,約3m延伸することで,ホーム西端(神戸三宮方)に11人乗りエレベータ(1基)を設置する.新設されるエレベータの1階部分には,西改札口(仮称)を設置し,幅広改札機(1基)と車いす対応形券売機(2基),バリアフリートイレ(1箇所),男性用・女性用トイレ(各1箇所)をそれぞれ設置する.
阪急電鉄では,2023(令和5)年4月から「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し,ホーム柵(可動式または固定式)を2040(令和22)年度末ごろまでに全駅に設置するとしている.今後,2025(令和7)年春ごろまでに,西宮北口駅・桂駅・蛍池駅に可動式ホーム柵が設置される予定となっている.
画像はいずれも阪急電鉄ニュースリリースから