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特集 新幹線最前線2025
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JR西日本,岡山・備後エリアに導入する227系の愛称名は「Urara」に

JR西日本,岡山・備後エリアに導入する227系の愛称名は「Urara」に

▲ロゴマーク

JR西日本は,岡山・備後エリアに導入する予定の227系について,愛称名を「Urara(うらら)」に決定したと発表した.

 愛称はTwitterによる約1ヵ月間の応募期間で約1200件の応募があり,その中からデザインコンセプトにふさわしく,親しみをもって呼びやすいものが選ばれた.またロゴイメージも同時に発表され,車両のデザインコンセプト「豊穏の彩」の穏やかさ,柔らかさを表現している.決定した愛称名については,車体に掲出される.

JR西日本,岡山・備後エリアに導入する227系の愛称名は「Urara」に

▲外観イメージ ※デザイン監修:(株)GKデザイン総研広島

 導入されるのは,2両編成と3両編成の計101両で,2023(令和5)年以降,山陽本線などに順次導入する.デザインコンセプトは「豊穏の彩」(ほうおんのいろどり)とし,岡山・備後エリアの豊かで穏やかな気候・風土を表わす「豊穏」(豊饒と穏和からの造語)をイメージさせるピンク(岡山の桃・福山のバラ・尾道の桜)をシンボルカラーに,太陽の恵みや穏やかさを暖色のグラデーションで表現する.デザイン監修はGKデザイン総研広島が担当する.

JR西日本,岡山・備後エリアに導入する227系の愛称名は「Urara」に

▲車内イメージ

 車両には各種安全装置・設備や,オレンジ色でつかみやすい形状のつり手や手すり,防犯カメラの採用などにより,安全性を高める.またバリアフリートイレ・車椅子やベビーカー利用者向けのスペース設置や,LED照明の車内灯,空調設備の自動温度調節機能,自動換気機能なども採用し,車内の快適性を高める.
 出入口付近は円滑な乗降を可能とするためスペースを拡大,車内ドア上部の情報表示装置による2ヵ国語での行先案内も活用し,利便性を向上させる.

画像はすべてJR西日本ニュースリリースから

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