JR西日本では,ICOCAエリアについて,2023(令和5)年4月1日(土)から山陽本線 徳山—下関間と山口線 湯田温泉・山口までエリアを拡大すると発表した.
これまで山口県内の山陽本線は,広島方面から徳山までがICOCAの対応駅となっていたが,新たに20駅(新南陽—下関間の各駅)でICOCAの利用が可能となる.山口線の湯田温泉・山口では,ICOCAのきっぷの機能のみを利用できる.
上記にともない,ICOCAエリアとSUGOCAエリアをまたがる区間のICOCA定期券の発売や「ICOCA FREX定期券」,「ICOCA FREXパル定期券」の発売区間を,山陽新幹線全線(新大阪—博多間)に拡大する.
「在来線IC定期券による新幹線乗車サービス」については,利用区間を山陽新幹線の新大阪—博多間に拡大する.これは,新幹線停車駅を2駅以上含む在来線IC定期券を,新幹線自動改札機にタッチするだけで定期券区間内の新幹線(普通車自由席)に乗車できるサービスで,特急料金は,新幹線降車駅の自動改札機でIC定期券のチャージ額から差し引かれる.
「在来線IC定期券による新幹線乗車サービス」利用可能区間の拡大にともない,「新幹線自由席回数特急券(幹定回)」の発売を2023(令和5)年3月31日(金)の発売をもって終了する.
特記以外の画像はJR西日本ニュースリリースから